デフレの正体に賛否両論!

店頭にデカデカと池上彰 氏、山田真哉 氏、総理が注目と紹介されていたので、思わず購入してしまいました。

内容はというと・・・生産年齢の人口の減少が需要不足を生み、デフレになっているということを、データをもとに解説してあります。非常にわかりやすい論旨のため、経済にそれほど詳しくなくても、簡単に読むことができます。

おもしろいと感じたのは、日本に対して貿易黒字の国はという質問の部分です。アメリカはもちろん、韓国、台湾、中国は日本からの輸入が多くて赤字になっているのですが、イギリス、フランス、スイスは日本に対して黒字なんですね。

軽工業のブランド構築で生産性を高めるというのはおもしろい発想です!

これを読んでいて思ったのですが、メディカル・ツーリズムでタイやシンガポールが打ち出していない切り口でブランド構築するというのはありですね。



それと、神田さんの書籍で、確か40歳の人口と景気がリンクするというようなことが書かれていたような気がしますが、確かに住宅の購入や自動車の購入者数にリンクする部分は多分にあるでしょうね。

これから、高齢化社会を迎えるにあたって、どのような手を打つ必要があるか考えなければいけないなと思いました。



諸外国との比較で、デフレが人口動態によってだけ引き起こされるというのに無理があるという書評は多いのですが、実感としてわかりやすいので、この書籍を読んで統計データに関心を持つというのはありですね!

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
角川書店(角川グループパブリッシング)
藻谷 浩介

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◆目次
第1講 思い込みの殻にヒビを入れよう
第2講 国際経済競争の勝者・日本
第3講 国際競争とは無関係に進む内需の不振
第4講 首都圏のジリ貧に気づかない「地域間格差」論の無意味
第5講 地方も大都市も等しく襲う「現役世代の減少」と「高齢者の激増」
第6講 「人口の波」が語る日本の過去半世紀、今後半世紀
第7講 「人口減少は生産性上昇で補える」という思い込みが対処を遅らせる
第8講 声高に叫ばれるピントのずれた処方箋たち
第9講 ではどうすればいいのか① 高齢富裕層から若者への所得移転を
第10講 ではどうすればいいのか② 女性の就労と経営参加を当たり前に
第11講 ではどうすればいいのか③ 労働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受入を
補講 高齢者の激増に対処するために「船中八策」


◆メモ
GDPとは付加価値。付加価値とは乱暴にいうと、利益+人件費の合計。だから、一人あたりのGDPが減るということは、給料が減ることを意味する。

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